イッツマイン!

女王の娘たち(双子姫)による王位継承を賭けた7つの鉱山の採掘対決で,
労働者の雇用と派遣を上手に計画するゲームです.
人数 2人
時間 20分-
ジャンル エリアマジョリティ,並列綱引き
作者 忍野凛也&yio

別称

『双子姫と7つの鉱山』

ルールを以下に,PDFでご用意しました.
ダウンロードしてご使用ください.

*少しでも見やすいようにと,レイアウトなどを修正しました(2016.1.4)!

また,「七つの紋章,七つの部族」を購入された方用に,記載を変更したルールもご用意しました(ルールに変更点はございません).


なお,以下のルールに大きな漏れがございました(いつの間に消えたんだろう…?)
ご迷惑をおかけしてしまい,大変申し訳ございませんでした.

準備するもの

・セブン1デッキ
・ダイス2個

ゲームの準備

・お互いに机などをはさんで向かい合って座る.場にカードを並べることを考えると,少し広めのスペースを確保してください.
・各スートの最大値(ハートの7,オニオンの8,ブックの9,コインの10,スターの11,タイムの12,コフィンのK)のカードを1枚ずつ抜き出す.
・抜き出したカードを,7・8・9・10・11・12・Kと連続した数が1つずつ階段状になるように,机の中央におもて向きで,横1列になるよう並べる(以後、これらを『鉱山』と呼ぶ).
・残りのカードを全て混ぜ,裏向きで全員に3枚になるように配って手札にする.残りは山札とする.
・山札は,裏向きのまま1つの山となるように,『コフィンのK』の鉱山の横に置く.その際,ちょうど『コフィンのK』の鉱山と山札の間にカード2枚分の空白をつくる.
・山札の一番上からカードを8枚引き,山札を取り囲むようにランダムにおもて向きに置く(これは王国に住む国民を表しており,以後『国民カード』と呼ぶ).

≪補足1≫ ちょうど山札を核(中心)として,国民カードと山札で縦3×横3の長方形ができるはずです.

・鉱山の列を挟み,山札とは正反対の位置に,山札の一番上から5枚カードを裏向きで取り,中身を誰も確認することなく裏向きのまま1つに重ねて置く(以後,これを『ボーナスカード』,1つに重ねた山を『ボーナスの山』と呼ぶ).
・各自,手札の内容を確認し,一度自分の目の前に伏せて置く.その後,各自ダイスを1つ取り,「」の目を上にして自分の目の前に置く

ルール

進行

フェイズ1:オークション(国民の動員)

1)お互いに自分のダイスを手に取り,何の目を出すか相手に分からないよう隠し持つ.
2)今回の競りで出したい目を上にした状態にし,各自,自分の目の前にダイスの目が見えるように公開する.

【注意】この時,前のラウンドで自分が出した目は,このラウンドでは選択できない.また,無意識的にダイスの目をいじってしまわないよう手元には置かずに,たとえば鉱山の近くにダイスを置くと良いでしょう.

≪補足2≫ つまり,プレイ開始時に「1」は選択できない.
≪補足3≫ ダイスの目と得たい国民カードの枚数が対応している(例:5枚欲しい→「5」の目を上に).

3)ダイスの目を見比べ,該当する以下の項目に順番に従う.

◆小さい目のプレイヤー(先手)
・必ず自分が出した目とぴったり同じ数の国民カードを取って手札にする.
 (例:出目が「1」の場合は1枚,「3」の場合は3枚取る)

◆大きい目のプレイヤー(後手)
・自分が出した目を上限として,1枚以上の国民カードを取って手札にする.
 (例:出目が「4」の場合は1~4枚を取る)
・余った国民カードは,そのままにして残しておく.

◆同じ目であった場合
・お互いに山札の一番上から裏向きでカードを1枚引き,手札にする.
・「あいこ」として フェイズ1:オークション の 1) に戻り,ダイスを使った再オークションをする.
・この時,さきほど出した目(二人とも同じ目)は出すことができない.
・さらに同じ目が出続ける限りは,勝負がつくまでお互いに山札からカードを1枚引いた後で,再びオークションを繰り返す.

【注意】山札が1枚,もしくは,0枚の場合「あいこ」は起きない.山札が1枚以下になったら即座に次のフェイズ2にうつる.

≪補足4≫ 国民カードが場に必要数ない場合は,取れるだけ取る.不足した分のカードは,誰も取ることができない.
≪補足5≫ 手札に上限はない.
≪補足6≫ たとえ,どのような状況になったとしても、山札からカードを取ることはできない.


フェイズ2:カードの補充・調整(場の調整)

4)準備で示した3×3の長方形になるように,山札の一番上からカードを取り,山札を取り囲んでいる8枚の国民カードの不足箇所におもて向きで置く.もし,山札に必要な数のカードがない場合は,国民カードを置けるだけ置き,あとは空白にしておく.


フェイズ3:カードの配置(鉱山を掘り進む)

5)フェイズ1で「大きい目」を出したプレイヤーから先に,自分の目の前におもて向きで手札からカードを1枚かそれ以上出す.出したカードは全て,すぐに該当する自分側の列に並べる.
6)その後,「小さい目」を出したプレイヤーも同様に,カードを自分の目の前におもて向きで出し,すぐに全て該当する自分側の列に並べる.

カードの出し方の原則

パス(0枚)はできない.
・出したカードはそれぞれ対応するスートの鉱山の自分側に,同じスートのカードが鉱山から自分の目の前に縦一列になるように並べる.
・その際,下の数字が見えるように少しズラして,すでに出したカードの上にカードを重ねて置いていく.
・自分の目の前には,1つのスートにつき縦に1列しかできない.
相手が出した列のルールは,自分の列には影響しない.

基本①:手札から1枚しか出せない.まだ自分の目の前に出していないスートのカードであれば,どの数字でも出せる.
基本②:すでに同じスートのカードを出している場合は,以下のどちらか1つの順番でしか出すことができない. 
 a.その数より大きい数(例:2→3→4…・昇順
 b.その数より小さい数(例:10→9→8…・降順
なお、一度、昇順/降順が決まったら,そのスート内ではその法則を厳守する(スートの列ごとに昇順/降順を決める).
基本③:同じスートで,かつ,昇順/降順を守っているのならば,連続した数字である必要はない(例:3→6→8…).

▼以下のカードは昇順/降順のルールに違反しない限り,一度に何枚でも出すことができる(なお、全て出す必要もない).
特殊①:ある1つのスートで,2つ以上連続する数のカード(例:スターの7.8.9)
特殊②:異なるスートの同じ数のカード(例:ブックの7とコインの7とタイムの7)

≪補足7≫ 手札がない場合,あるいは,ルール上どうしてもカードを出すことができない状況である場合は,自分の目の前にカードは出さずに例外的に「パス」をする.


[ レアなケースの処理 ]
・再オークションの結果,お互いに同じ目のままフェイズ1が終わった場合,フェイズ3では,どちらかの合図で同時にカードを出す(もちろんルールに則っていれば,何枚出してもかまいません).
・カードを出したら,自分が出したカードに書かれた数を合計し,より大きい数のプレイヤーが「大きい目」のプレイヤーとして先にカードを出す.
・もし,それも同数の場合は,より小さい数の鉱山(例:『ハートの7』の鉱山が最少)のカードを含むプレイヤーから先にカードを出す.
・さらに同じ鉱山のカードを含む場合は,その鉱山でより小さい数のカードを含む方が先にカードを出す.


◇3枚ボーナス
・ある1つの鉱山において,自分の目の前に先に3枚以上のカードを並べたプレイヤーは,即座に以下のボーナスを得る.

・ボーナスの山の一番上の1枚を手に取り,自分だけ中身を確認する.そして,以下のどちらか1つを選択する.
 c.手札に入れる
 d.裏向きでゲームから除外する
(ゲームから場外する場合は,相手に内容を明かすことなく,箱などにしまってください),

≪補足8≫ 3枚ボーナスは各鉱山の列において,それぞれゲーム中に1回しか起きない)

【注意】
・1度に2つ以上の鉱山で「3枚ボーナス」を得た場合は,大きい数の鉱山(最大の鉱山は『コフィンのK』の鉱山)から順番に処理をしていく.その際,ボーナスを「手札に入れる/除外する」を鉱山ごとに(1枚ずつ)任意に選択してよい(例:最初のボーナスは除外したが、次のボーナスは手札に入れた).
・もしボーナスの山にカードがない場合は,3枚以上並べたとしても誰もボーナスを得ることができない.

7)出した全てのカードを対応する鉱山(スート)の列に並べたら,進行フェイズ1に戻り,次のラウンドを開始する.

終わり

以下の2つのうちどちらか1つでも条件を満たしたら,条件を満たしたラウンドを最後まで行った上で,さらにその次のラウンド(最終ラウンド)を全て行った後でゲームを終了する.

 A. 山札のカードがなくなった
 B. ボーナスの山がなくなった

【注意】Bはどれだけ山札が残っていても次のラウンドで終了.


勝敗

・以下の順に勝敗を判定していく.

4:余った手札の処理(同スートのみ)
5:スートごとの判定(枚数)
6:勝利点の獲得(ホーンに書かれた点の合計)
7:さらに余った手札の処理(勝利点からマイナス)


4:余った手札の処理(同スートのみ)

・手札があるプレイヤーは,各自,手札と対応するスートの列のカードを「手札と1:1」の割合で一緒にゲームから除外する.その際,対応する列の上から順にカードを除外する.
・もし,並べてないスートのカードが手札にあった場合,あるいは,ある1つのスートで列に並べた全てのカードを捨てきっても同スートの手札が余っている場合は,それをいったん裏向きでまとめて手元に置いておく.

(例:プレイヤーAは,『ハートの7』の鉱山にカードを2枚並べている.余った手札にハートが3枚あったので,並べた2枚と手札2枚を一緒にゲームから除外した.しかし,まだ余った手札が1枚あったので,それをいったん手元に置いた)


5:スートごとの判定(枚数)

・鉱山を1つずつ見る.その際,必ず『コフィンのK』の鉱山から始め『ハートの7』の鉱山に至るまで順番に見る.

・ここで重要になるのは,並べているカードの枚数.
・ある1つの鉱山において,相手よりも並べているカードの枚数が多いプレイヤーがそのスートの鉱山を取り,自分の目の前に置く.

・ある1つの鉱山で並べた枚数が同数の場合,判定をいったん保留にし,そのすぐ下の数の鉱山(スート)で勝負を決める.それでも同数の場合は,さらにその1つ下の鉱山,それでも同数ならそのまた1つ下の鉱山・・・という風に見比べる.
・勝った方は,それまで同数で勝敗が保留されていた鉱山を全て取って自分の目の前に置く.


[ レアなケースの処理 ]
・『ハートの7』の鉱山で同数だった場合は,『ハートの7』の鉱山で,より小さい数を含むカードを並べているプレイヤーが鉱山を得る.


・ある1つの鉱山で,相手プレイヤーがカードを出しておらず,自分だけが出している鉱山があった場合は,即座に該当する鉱山を自分が得る.
・もし,その上の鉱山(あるいは,それまでの鉱山)の判定が保留されていた場合,保留していた全ての鉱山を自分が得る.

・ある1つの鉱山で,お互いにカードを出していない鉱山があった場合は引き分けとして,どちらもその鉱山を得ることができない.
・もし,ある鉱山で同数となり,下の鉱山にお互いにカードを並べていない場合,その鉱山(お互いにカードを並べていない鉱山の1つ上の鉱山)で,より小さい数を含むカードを並べているプレイヤーが鉱山を得る.


[ レアなケースの処理 ]
・もし『ハートの7』の鉱山に誰もカードを置いていなかった場合は引き分けとなる.
・つまり,『ハートの7』のすぐ上の(あるいは、それまでの)鉱山が引き分けで,『ハートの7』の鉱山に誰もカードを置いていない場合は,『ハートの7』の鉱山を含め,これまで保留していた鉱山は誰も取ることができない.


(例:お互いに『コインの10』の鉱山に2枚ずつ並べている.そこで,すぐ下の『ブックの9』の鉱山を見比べたところ,お互いに1枚だったので,さらに下の『オニオンの8』の鉱山を見比べた.すると,『オニオンの8』の鉱山にはお互いにカードを並べていなかったので,『オニオンの8』の上の『ブックの9』の鉱山に並べているカードを見た.すると,プレイヤーBがより小さい数を並べていたので,『コインの10』と『ブックの9』の鉱山を手に取り,プレイヤーBの目の前に置いた.)


6:勝利点の獲得(鉱山に書かれた点の合計)

・鉱山は,そのカードに書かれた数ほどの『勝利点』を持っている.
・お互いに,それぞれ得た鉱山に書かれた勝利点を全て足して,合計を出してください.

≪補足9≫ Kは,13点となります.それ以外は,そのまま7=7点,8=8点,…11=11点,12=12点.


7:さらに余った手札の処理(勝利点からマイナス)

・まだ手札があるプレイヤーは,各自,さきほど合計した勝利点から『余った手札の枚数×3点』分の値を引く.ただし,最低値は0で勝利点がマイナスの値を取ることはない.

 鉱山の勝利点の合計 - (余った手札の枚数 × 3点)

(例:得た鉱山は,K,9,8だったので,13+9+8=30で,勝利点は30点となった.しかし,手札が5枚余ってしまったので,5×3=15ほど引かなければならず…最終的に,勝利点は30―15=15点となった)

・勝利点を計算して,より勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利します.

・同点(引き分け)の場合は,この時点で余った手札が少ないプレイヤーが勝利します(国民の不満が低い方が勝者).
・それでも引き分けの場合は,もう一度このゲームをはじめから遊び,次こそは決着をつけてください.

ヴァリアントルール

シンプル

「ゲーム中に勝利点をうまく把握できず,もどかしい!」
「他の鉱山との絡みを考えていくと,ややこしい!!」

など,もやもやを感じている方へ,オススメのヴァリアントルールです.

▼ 基本ルールを,以下のルールに修正・適応します

5:スートごとの判定(枚数)

・ある1つのスートで並べた枚数が同数の場合,その鉱山に並べているカードのうち,

 7~9の鉱山  … より小さい数を含んでいるプレイヤーが鉱山を得る.
 11~Kの鉱山 … より大きい数を含んでいるプレイヤーが鉱山を得る.

・ただし,『コインの10』の鉱山が同数の場合,またはもし,どちらもカードを置いていない鉱山があった場合は,どちらもその鉱山を取ることはできない.

(「同数の場合,すぐ下の鉱山を見る」というルールを「見ない」に修正)


6:勝利点の獲得

・鉱山は,1枚10勝利点.
・お互いに得た勝利点を合計し,より勝利点の高いプレイヤーがゲームに勝利する.
・同点の場合,余った手札が少ない方が勝者.
・それでも引き分けの場合は,より数の小さい鉱山(例:最小は『ハートの7』の鉱山)を得ているプレイヤーが勝者.

(「鉱山の点数」を「10点に固定」します)

【注意】 7:さらに余った手札の処理 は行いません!


[ 相当レアなケースの処理 ]
・お互いに,1つも鉱山を得ることなくゲームが終了した場合は,「引き分け」として,もう一度このゲームをはじめから遊び,次こそは決着をつけてください.


それ以外のルールは、基本ルールに従ってください。

Q&A

2:競り(国民の動員
Q:ダイスの,小さい目?大きい目?
A:小← 1・2・3・4・5・6 →大 となります.

Q:同じ目が何度も出てしまい,好きなカードが手に入りません.
A:お互いに同じ目を出すことはよくあります.めげずに頑張ってください.

Q:相手の出目が「6」,自分の出目は「5」で,小さい目となってしまいました.こんなにもカードはいらないため,5枚より少なく取っても良いですか?
A:良くないです.望む,望まないにかかわらず,小さい目を出したプレイヤーは必ず5枚ぴったり取ってください!

Q:相手の出目が「1」,自分の出目は「6」で,大きい目となってしまいました.でも,後のことを考えて、6枚もカードはいらないので,1枚を取るだけにとどめてもいいですか?
A:いいです.大きい目のプレイヤーは,1枚取れば,あとは何枚取っても,もう取らなくてもかまいません.

3:カードを場に出す(鉱山を掘り進む)
Q:手札に,特殊①と特殊②を満たすカード(たとえば,コインの6,7,8と,スターの7,タイムの7)があった場合,その両方の条件を満たす全てのカードを出せますか?
A:出せません。「好きな1枚を出す」「コインの6,7,8を出す」「コインの7,スターの7,タイムの7を出す」のどれかを選択します(補足:上記の例だと,「コインの7と8のみ」や「スターの7とタイムの7」のように,好きな枚数や組み合わせを選択可能です)

Q:すでに『コインの10』の鉱山に,相手プレイヤーが「昇順」でカードを置いています.この鉱山には,自分も「昇順」でカードを出さなければいけませんか?
A:「昇順」で出さなくていいです.「昇順」/「降順」を,自分で好きなように選択してカードを出すことができます.相手のカードの出し方は,自分のカードの出し方に影響しません.

Q:カードの,小さい数?大きい数?
A:小← A・2・3 ・・・・ 10・11・12 →大 です.

◇3枚ボーナス
Q:同じフェイズ中に,お互いのプレイヤーが同じ鉱山で3枚ボーナスを達成した場合はどうするんですか?
A:先に3枚以上のカードを並べたプレイヤーが,即座に3枚ボーナスを得ます.つまり,後から3枚以上のカードを並べても,そのプレイヤーは3枚ボーナスを得ることができません.

コメント

  • マイペースで恐縮ですが、随時、修正中です。 --- 忍野凛也 (2015/10/28 09:08:56)
  • ルールの記載を完了しました。 --- 忍野凛也 (2015/11/15 11:40:18)
  • ルールの漏れを修正しました。本当に申し訳ないです・・・大汗 --- 忍野凛也 (2016/01/04 02:33:09)

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  • 最終更新:2016-01-04 03:59:31

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